企業で使うZabbix ~ラトビア最新情報とZabbixの応用~ に行ってきました
Zabbixを用いたマルチクラウド・ハイブリッドクラウド環境の効果的な統合監視
- 個別最適から全体最適へ
- いかに統合的に管理し、運用管理効率化を図るかがポイント
githubでAWS監視テンプレートを公開しています!とのことなので試してみたいと思います。
https://github.com/tech-sketch/zabbix_aws_template
Fluentd + Zabbix + Grafana で監視システムを構築してみよう
OSCで聞いた話なので復習で聞いてみた。
- Directモード→ブラウザがデータソースへアクセス
- Proxyモード→Grafanaがバックエンドへアクセス
- IoTで使えるような単位系も用意されている
- Mixデータソースが可能
- 11月にVer4をリリース予定
商用監視ツールからZabbixへ移行と、運用監視アウトソーシング
- 監視システムを入れたのはいいが、使いこなせないという声がある。
- リプレイス成功の秘訣
- ライセンス費用の圧縮
- スモールスタート&並行運用
商用監視ツールでは…
- 機能ごとにライセンスが違う
- 管理対象が増えるたびにライセンス費用が発生する
というようなことがある。
死活監視、ポート監視、標準MIB監視、その他の監視など段階をわけてZabbixに移行していき、最終的には全てZabbixで監視することでライセンス費用を圧縮できた、とのお話で〆。
Zabbixの可能性を更に拡大、機能強化
流通サービスのシステム会社が経営統合してできた会社ということで、プロダクトに特徴があるな、というのが感想。
- AWS CloudWatchから取得したデータもレポート出力が可能
- IBMi用のエージェントを開発しました
Zabbix Conference 2016@ラトビア速報
ラトビアの位置を「ロシアを挟んで、日本の隣の隣です」と表現w
本国のZabbix Conferenceはテクニカルセッションオンリーで2日間開催。
以下のようなセッションがありましたと紹介。
- HPCクラスタの監視事例。
- 全体/ユーザーごとのCPU使用率などを監視
- ローダブルモジュールの解説
- まだ、プロトタイプ開発のレベルかも。
- Nokiaでの事例
- 1.8、2.2、2.4のZabbixサーバを運用
- 統合したいと思ってるが、新しいバージョンは不安
- よく分からないスクリプトがあるなど、運用で回避。
「運用で回避」「今のバージョンで困っていないのでバージョンアップしない」というのは、日本だけに特化した話ではなく、海外でも同様の悩み/事例はありますとのこと。
身につまされる話ですね…