Nutanix Community Meetup #14 に行ってきました
間違えて、前回までの会場に入った方がいたようですw
『Nutanix Headlines』
前回のMeetupからのアップデート内容。 .NEXT ON TOUR TOKYOで聞いたものも多いので、その辺は聞き流し。
買収したcalm.ioはこんなソリューションを持っています。
次バージョンは”Asterix”というコードネームです。
役に立つ記事として紹介
『Nutanix Bibleを読んでみよう』
事前のタイトルとは違って、前回の続きから。
http://nutanixbible.jp/#anchor-圧縮-61
- ランダムアクセスではシーケンシャライズするタイミングで圧縮する
- ポストプロセスの場合は、
- 圧縮遅延時間に達し
- アクセスがなく、「コールド」と判定されたデータ がHDD層に移動する際に圧縮される。
- VDIのような環境では、重複排除が有効な可能性はあるが、一般的には圧縮のほうが効果が高い。
- 重複排除、圧縮などの処理時にIOが過負荷になった場合にも処理を止める機能はないが、バックグラウンドプロセスより仮想マシンのIOが優先されるようになっている。
- 重複排除、圧縮での性能劣化はないと言えるが、CVMに与えるメモリは通常の16GBに比べ、24 or 32GBが要求される。
- 今後は重複排除&圧縮がデフォルト設定になる方向です。
ストレージ周りの深い話でしたが、@shmza さんのわかりやすい解説でした。
次回は↓から。
http://nutanixbible.jp/#anchor-ストレージの階層化と優先順位付け-63
『最新機能を試そう』Acropolis File Services @hanakara_milk
Nutanix CEでTechPreviewのAFSを試したお話。
- AFSの実体はNVMと呼ばれるsambaサービスを提供するVM。
- VMを増やしてスケールアウトも可能。
- 1024GiB以上のディスクがないとAFSは構成できない。
- ノードが3個以上必要
- ActiveDirectoryも必要
- 多分、ノードあたり32GBのメモリが必要
- どうやら、AFSのデプロイ時にインターネットからファイルを取得しているらしい…
ウィザードで引っ掛かりまくったことで、AFSの動作要件が見えてきた!と前向きな発言w
ということでNested環境で再チャレンジして、デプロイ完了までトータル5日かかったそうです。
- CEを同時にインストールしていくと、CPUスペックの要件とかではねられることがある。
- ディスクを見失うことがある。
- Tag VLANをルーティング可能なルータが必要
- NVMはABSを利用し、マウントした領域をAFSとして提供していると思われる。
- 共有ディレクトリの直下にはファイルを作成できなかった。
非常に興味深いお話でした。
Oracle on Acropolis Block Services
- vDiskはNutanix上のVMに直接接続できる。
- VGに含まれるvDiskごとにiSCSI Targetが作成される
ログインはサービスIPに対して行い、生成されるアクセスパスにもサービスIPが含まれているが、実際の接続セッションは各CVMにリダイレクトされている様子。
別セグメントによるマルチパス構成は取れないので、クライアント側でチーミングして冗長化した。
- Nutanixがそもそも、クライアント側が気にしなくていいようにとのことでそうしている。
残念ながら時間が押したので、懇親会には参加できず帰りました。
次々回あたりは、新年会として飲みながらMeetUpを行うことも考えているそうなw
ノベルティとしていただいたグラス。 濡らすのはしのびないので、ペン立てにでも使おうか。