ryouma-nagareのブログ

IT関連の勉強会や、イベントのメモなどを書いていきます。

CTC Forum 2015 Tokyoに行ってきました

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会場はホテル日航東京あらためヒルトン東京お台場ですが、まだ新しいパネル等はできていないらしく、あちこちで上から紙が貼られている状態。

【基調講演】

TOYOTAの話は面白いと思うが、運転免許を持ってない自分にはピンとこず。 竹中平蔵は新三本の矢に絡めて、派遣の話をするかと思いましたがそれは無し。

【3rd Platform時代にすべきことを考える ~シリコンバレー駐在員がUS最新IT情報をお届けします~】

CTC-USでは年間500~1000社の情報を収集し、10社と契約している。

数字を通してアメリカの動向をお伝えします、とのこと。

●115/4000

  • 4000:全米の1年間の新規起業数

  • 115:そのうちIPOに至る数

また、サンフランシスコはIT企業の流入で家賃が高騰している。 若いエンジニアはシリコンバレーのような田舎ではなく都会に住みたがるので、それにともなってサンフランシスコにオフィスを構えること新しい企業が増えているとのこと。

●1/3

2018年までに多くの産業のTOP20の1/3が新しくITを駆使した企業に取って代わられる。

新興ベンダーがのし上がるのはIT技術への投資。既存ベンダーが守るのもIT技術への投資。

Sharing Economyの例としてUBER、airbnbなどの事例紹介。

●16%,68%

今後12ヶ月で競合企業がビジネスモデルを大きく変化させると思いますか?

日本:16%

世界:68%

その他の紹介として、

  • 自転車に取り付けたセンサーをRaspberryPIにつなぎ、そこからKindleにつなげてタイヤの回転数などを表示させるアメリカ人のムービー。

    • API化されているので、ハードウェアの知識がなくてもディベロッパーが開発を行えることの例示。
  • ドローンで石油備蓄タンクを撮影。

    • 蓋の高さで備蓄量が類推できるので、先物取引の情報として提供。 何でも金にするアメリカ人wということの例示

【「ビジネスとITをつなぐ」進化するVMwareクラウドサービス】

パブリッククラウドに持って行こうとすると、プラットフォームの非互換性によりコストと複雑性が増大

→そうだ!既存資産がVMwareならオンプレと互換性がありますよ!というお話。

以前はゴニョゴニョ…でしたが、ようやく最近ハイブリッドクラウドと胸を張って言えるようになりました。と軽い自虐。

●同じ仮想化基盤

vCloudAirはHAが標準機能

  • AWSはMulti-AZ、Azureは2台以上のシステム構成をしないとSLAの対象 になりません
    • Design for failureに基づいたアプリ変更が必要です と差別化。

●シームレスなネットワーク

L2延伸も簡単です

●簡単な移行手法

HybridCloudManagerを入れると、レプリケーション移行が可能。

●運用を変えない

HybridCloudManagerでクラウド管理を共通化。

WebClientから操作可能。

VMware vCloud Air IaaSの提供モデル

Ondemandの例

  • 2円/vCPU/時間
  • メモリ:3円/GB/時間
  • (いまのところ)トラフィック課金なし

ということで、Softbank Worldで友人がネタにしていたvCPUの課金単位は修正されていました。 (以前はGHz単位の課金で表記されていた)

vCloud AirへのvMotionが可能になりました。(ただし、TechPreview)

最後に「サンキュー」キャンペーンの宣伝。

クラウドと運用アウトソーシングで実現するITの短期構築と少人数経営】

NECトーキンが3名のIT部門で主要システムを1年で構築してクラウド移行したお話。

1.なぜクラウド利用に舵を切ったか

  • 2009年
    • NECグループの完全子会社化に伴い、IT部門要員の削減。
    • NECイントラへの参画に伴い、50名→6名に。
  • 2011年
    • 東日本大震災で白石工場の基幹システムサーバの停止
    • タイ工場の水没
    • どちらもハードウェアは水没を免れたが、タイはサーバ移転を余儀なくされたため復帰に2ヶ月半を要した
  • 2013年
    • 将来的なKEMET社とのシステム統合
    • NECイントラからの離脱
    • この時点でIT部門は3名に

NECイントラ離脱前

NEC提供サービスとして、EDI,メール,認証,セキュリティ,インターネット接続を使用。

●2013年やるべきこと

  • KEMET社との資本業務提携
  • 2013/6/1~2014/8/31の期間でインフラ移行

●どのような判断をしたか

  • 条件
    • 短期間
    • 最小限のコスト
    • IT部門3名
    • SAPハードウェアのEOL
  • サービス面の判断
    • ワールドワイドのサービス
    • 外部サービス
    • 自社所有の資産を持たない
  • ベンダー面の判断
    • すでに当社の背景・状況を理解しているベンダー
    • プロジェクト全体のマネジメントができるベンダー
    • 構築から運用含めてワールドワイドの体制が組めるベンダー

すでにNECグループへの参画時にサービスを利用する立場になっていたので、外部サービスを利用することに抵抗はなかった。

●判断した結果

  • サービス
  • ベンダー
    • システム構築は運用までワンストップということでCTCに依頼
    • 新規ネットワークはワールドワイドに対応できるNTTコミュニケーションズに依頼
    • 国内、海外含め4ヶ月ですべてのWANを引き直した

IT関係費用は 2008年を100%(減価償却16%、費用84%)とすると、 2014年は94.4%(減価償却27%、費用67%)と費用が圧縮できた。 (減価償却が増えたのは2011年の災害時に設備投資をしたため)